C3-3 |
病名登録 |
|
|
1. |
病名登録と編集 |
|
「ICD10対応電子カルテ用標準病名マスター」を使用し,MEDISで更新された場合は,直ちにインポートして更新することができること。 |
1.1. |
患者毎に病名・適応保険・開始日・終了日・転帰区分等の登録・修正が行えること。 |
1.2. |
自科病名については登録・修正が可能で,他科病名は参照のみ可能であること。 |
1.3. |
病名の登録は病名コード検索,カナ検索,分類検索を用いて「ICD10対応電子カルテ用標準病名マスター」から検索して登録可能であること。 |
|
臨床病名階層,ICD10分類階層から,階層項目検索が可能であること。 |
1.4. |
病名に頭部・尾部を付加して登録する機能を有すること.なお,疑いについてはコードを1-個だけ割り当てるのみとすること。 |
1.5. |
「ICD10対応電子カルテ用標準病名マスター」上にない病名については入力を制限すること。 |
1.6. |
入院病名には最も医療資源を要したもの,および2番目に医療資源を要したものを登録可能のこと。 |
1.7. |
厚生労働省が定める診断群分類(DPC)コードを備え,これを登録するフィールドを設定すること。 |
1.8. |
患者プロファイルから必要項目を取り込み,厚生労働省の定めるDPCを推定する機能を有すること。 |
1.9. |
診療科,医師単位で,よく使用する病名を登録した,科セット,医師セットを使用することができること。 |
1.9.1. |
科セット,医師セットは,診療科,医師個人が自由に設定することができること。 |
1.9.2. |
病名マスタ全体から,診療科毎に高い頻度で用いる病名を集めた,科別病名マスタを生成する機能を有すること。 |
1.9.3. |
科別病名マスタは,各診療科で自科分についてのメンテナンス(登録,削除)を容易に行なえること。データ重複登録のチェックや表示並び順を操作が行えること。 |
1.10. |
入院に際して,外来での病名,前回入院時の病名から選択して,入院病名とする機能を有すること。 |
1.11. |
退院処理の後は,入院中の病名は転帰処理され,次回の入院に際して自動引継ぎせず,チェック項目となること。 |
1.12. |
アクティブな適応病名なし,あるいは10個以上の病名がアクティブである患者リストを出力すること。 |
1.13. |
登録病名の一覧を表示をさせながら,その画面の上で転帰処理作業ができること。 |
1.14. |
入院患者については,その入院の目的となる主な病名を特定すること。 |
1.15. |
臓器別診療体制を受け,入院患者がどの臓器別診療グループの担当であるかの登録を行うこと。このとき,診療グループと医事請求上の診療科とを区別して扱うこと。 |
1.16. |
外来患者の場合は,その時点の治療目的である主病名を1つだけ設定することができること。 |
1.17. |
歯科病名は,歯牙/身体部位,接頭・接尾修飾語を組み合わせ入力できること。歯式部位については歯式イメージから入力できること。 |
|
|
|
|
2. |
病名表示・参照 |
2.1. |
患者毎に病名・適応保険・開始日・終了日・転帰区分等の参照が行えること。 |
2.2. |
病名情報の診療科別(自科・他科・全科)の表示機能を有し,さらに表示モードの切替により病名レベル(継続・終了・全件・診断病名のみ)に応じた表示が選択できること。 |
2.3. |
表示病名の順番(診療科・主病名・入外区分・開始日・終了日等)を設定できること。 |
2.4. |
機密保護の指定をした病名は,権限のある操作者以外は名称を参照できないように設定する機能を有すること。このとき,コード表示を行うこと。 |
2.5. |
病名は,診療科,主病名チェックの有無,開始日,終了日などに従いの表示の順番を設定する機能を有すること。 |
|
|
3. |
病名は履歴管理されること。 |
|
|
4. |
処方オーダの際に,病名と薬剤とのマッチング(監査)を行い,適正病名がない場合には警告を行う機能を有すること。 |
|
|