センター概要
構成員

    救命救急センター専任医師と各診療科医師および看護師をはじめとした様々な医療従事者がチームを組み、質の高い救急医療を提供すべく診療を行っています。

    センター長 坂本照夫
    看護師長 原田洋子
歴 史 ~救急部から救命救急センターへ~
    1981年4月 大分医科大学医学部附属病院開院。
    1989年6月 救急部開設。
    2003年10月 大分医科大学は大分大学と統合。
    2004年4月1日 新『大分大学』は独立法人化。
    同年より開始された卒後臨床研修制度において救急実習が必修化され、また、時を同じくして、当院におけるクリニカルクラークシップにおける救急実習も義務化されました。これらの変革を契機とし、大学病院における救急医療体制の充実が促進されました。
    2005年7月 救急専従医の3名から5名への増員に伴い、24時間365日、救急専従医による診療体制が確立しました。
    2007年3月 救急部が改修され、診療効率が向上しました。
    2008年5月1日 救命救急センター開設。
    ICUを含む入院病床10床を足がかりとした、三次医療機関としての基盤が形成されました。救急専従医6名でのスタートでした。
    2008年10月29日 学内グランドのヘリポートの運用を開始。
    2012年10月1日 新救命救急センター棟での診療が開始。
    ICU24床まで増床されました。同時に、基地病院として、大分県ドクターヘリの運航を開始しました。他専門科からの支援を含む医師15名体制で活動しています。
    2013年10月1日 高度救命救急センターに指定。
救命救急センター棟

    2012年10月1日に運用開始した。全国に誇れる機能が満載です。

    1階 主に救急外来ですが、救急入口には、2台のドクターカー(1台は病院間搬送緊急車両を応用)が駐車されており、災害時、トリアージおよび除染区域の設営が迅速に行われる設計が施されています。棟を取り囲んでいる放射線部とは3か所でアクセス可能で、動線に優れ、すべての放射線診断,治療が効率よく行われます。更に、2013年4月、救急外来内に、CT-TT (CT with Trauma Table)、IVR-CT(Angio room with CT system)が設置されました。
    2階 24床の救命救急病棟(ICU)であり、病院本館の臨床検査部と連結されています。
    3階 主にスタッフ専用階(医局、カンファレンス室、看護師控室、当直室など)ですが、Hybrid OR (Operation room with Angio system)と高気圧酸素治療室を備え、病院本館内の手術部と直結されています。
    4階 大分県ドクターヘリ運航管理室、災害対策室及び大小会議室があります。大会議室は、シミュレーション実習、各種救急トレーニングコースの開催も可能で、災害時には、臨時患者収容場所として応用されます。屋上階のヘリポートには、ドクターヘリが駐機しています。

    また、棟内に導入されているモニタリングシステムも充実しており、主要な場所から、主要個所の観察が遠隔的に可能となっています。

診療体制 ~診療の特徴~
    • 救急医療を担当。慢性病態を扱う一般医療とは異なり、24時間365日の診療体制にて急病、事故などによる救急患者に対応。
    • 重度外傷、広範囲熱傷、指肢切断、急性中毒、脳血管障害、虚血性心疾患、その他様々な原因により生命の危機に直面した救急患者の診察を担当する三次救急医療機関。
    • 県内全域の緊急度・重症度の高い重症患者、また、特殊診療が必要な患者の救急搬入患者を優先した受け入れ。
    • 診療所、医院、一次・二次救急医療機関などからの紹介転送患者の受け入れ。
    • ドクターヘリ、防災ヘリやドクターカーを活用した救急患者搬送や事故・災害現場への医療チーム派遣。
施設・設備
    外来
    (救急外来)
    救急処置室4床 回復室3床 一般診察室3室 計10床
    救急初療を行う場所です。一刻を争う重症患者に対応するための検査・診断・治療が迅速に行えます。可能な緊急手術もここで行える体制をとっています。
    入院 集中治療室24床
    救命救急センター専任医師および看護師、必要に応じて各診療科専門医師が連携して入院治療を行っています。
    センター 【構造】免震構造 鉄筋コンクリート造 地上4階
    【総面積】3901㎡(渡り廊下含む)
    1階:977㎡ 2階:913㎡ 3階:946㎡ 4階:853㎡
    ヘリポート 【構造】鉄骨造
    【ヘリポート(着陸帯)の面積】21.6m×21.6m
    【最大許容荷重】6.5t  給油施設、夜間照明あり
教 育
    学生/研修医の実習/教育体制ならびに救急救命士の研修

    救命救急センター棟内での診療に参加してもらい、疾患の基本知識習得や処置の見学(可能なものは実施)を行います。当センター所属の救急専門医のみならず各診療科の専門医からも、直接、専門的知識の教授が行われることで、質の高い救命救急の実践が意識されています。また、屋根瓦式の教育システムであると共に、医療機関と消防機関の横のつながりも強く意識した教育/研修を行っています。ドクターカー同乗をはじめとした病院前救護/救急診療を強く意識した取り組みは、当院最大の特徴と考えています。

研 究

    救急医療に関する研究、治療法の開発に携わっています。