num:289 repnum:288 subject:Re:人称代名詞の2格について; について name:nak term:172.16.5.1 date:2005/05/17(火) time:22:49:52 body: 〉 人称代名詞の2格について: 〉 辞書には、人称代名詞の2格は現在ほとんど用いられず、 「彼の」、「彼女の」などとという場合は所有冠詞を用いるとあります。 所有冠詞と、人称代名詞の2格の形は、使用目的がまったく別なのです。 まず、「現在殆ど用いられず」という文言には、私は賛成しません。    日本の行政を見ていると、山古志村だの、福岡の何とか島のように、 多くの罹災者が出ると初めて、「ぎゃあ・ぎゃあ」騒ぎ、行政でも援助を しなくては、と立ち上がる例が多いと思われます。  ところが、被災者一人・一人の立場から見ると、常に自分がやられた場合には 100%なのです。 他人がやられていようが、いまいが、自分に限っては、 まったくどうでもよろしいことなのです。 にも、拘わらず、被災者が少数だと、 行政は何もしません。 これは、本来は、おかしい。  さて; ich, meiner, mir , mich, du, deiner, dir, dich, er, seiner, ihm, ihn, sie, ihrer, ihr, sie, es, seiner, ihm, es ここまでが、単数、最後の3つは、三人称       wir, unser, uns, uns, ihr, euer, euch, euch, sie, ihrer, ihnen, sie  が複数。 猶、敬称のSie,は、この行のsie の       分を、大文字で書き始める同形である。   教科書の動詞の分類、格の使用方法のところで見たように、gedenken などという  2格目的語を取る自動詞が紹介されていました。 Ich gedenke des Groössvaters. など。 名詞は、原則、代名詞で置換可能   ですし、文体的には、その方が良いとされています。   このdes Groössvaters は、どの代名詞で置き換えるか? そう、三人称、   単数、男声の人称代名詞の er に着目し、その2格ならば、置換可能です。    Ich gedenke seiner. となります。   未学習ですが、ドイツ語の前置詞も、特定の格を目的語に要求します。(これを   「前置詞の格支配」というのです。 欠席届に、wegen die Heimkehr* と    沢山の方が記載しました。 wegen を引っ張ると、2格支配の前置詞とあるので、    wegen der Heimkehr としないと誤りです。    Für Elise という L.v. Beethoven の小曲があります。このfür は、    実は、4格支配なのです。  für den Vater (ihn), für die Mutter (sie) などと。  以上、2格を目的とする要素がたくさんある以上、人称代名詞の2格は、使用頻度小、 とするのには、私は、意見を同じうすることは、ありません。 更に、覚える負荷には さほどの差が無いのに、将来、その分が欠落していて、不明である、などという愚かな ことは、我々は、しませぬ。  〉 TST05519では人称代名詞の格変化がテスト範囲となっていますが、 人称代名詞の2格をどのように書けば(扱えば)よいのでしょうか。  次回の試験は、「人称代名詞の格変化がテスト範囲」となっていますので、この 回答にて、お示しした「人称代名詞の格変化」(1,2,3,4格とも、当然)を 当日説明し、それから、試験に入ります。 (ですから、Vaduzさんのように、事前に 計画性をもって、準備している方には、なおさら、上記表を全部理解し、かつ、運用 可能なように、覚えることを薦めます。 nak