年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	679	374	344	658	871	1186	2525	2611	1407	112

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　手術・処置等２なし	203	8.52	5.3	0.49	63.96
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１１あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	188	3.77	3.03	0.53	69.11
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１なし、１,２あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	113	6.61	4.62	2.65	72.04
050070xx99000x	頻脈性不整脈　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	72	3.78	7.71	1.39	64.53
050210xx97000x	徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１なし、１,３あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	44	15.07	11.21	9.09	71.89

循環器内科で多い症例は、頻脈性不整脈（心房細動等）に対するカテーテルアブレーション治療です。続いて多い症例は狭心症や陳旧性心筋梗塞等に対する心臓カテーテルの診断検査・経皮的冠動脈形成術です。また、当科では十分な薬物治療で改善のみられない重症心不全に対して、両心室ペースメーカー移植術を実施しています。（参考）カテーテルアブレーションとは、カテーテルの先から高周波電流を流し、不整脈発生源である心筋組織を焼灼する治療のこと。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	66	7.32	6.18	0	0
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等	64	10.64	9.91	0	46.8	腹式子宮全摘術
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	39	7.36	6.37	0	41.46	腹腔鏡下手術
120070xx01xxxx	卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む。）　開腹によるもの等	36	9.92	10.27	2.78	50.83
120180xx01xxxx	胎児及び胎児付属物の異常　子宮全摘術等	34	11.12	9.75	0	33.35	帝王切開手術

産婦人科で多い症例は、出生後の新生児の管理・治療や、婦人科腫瘍に対する腫瘍の摘出手術です。術後の負担が少ない腹腔鏡下（子宮鏡下）手術を数多く実施しています。摘出した腫瘍を検査し「悪性」と診断された場合は、追加の手術や化学療法・放射線療法等も実施しています。また、当院はNICUを完備し、小児科、麻酔科などとも連携したチーム医療を行っています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020160xx97xxx0	網膜剥離　手術あり　片眼	128	9.17	10.21	0	54.65
020220xx97xxx0	緑内障　手術あり　片眼	121	9.71	8.51	0	69.25
020200xx9710xx	黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１あり　手術・処置等２なし	67	7.73	7.31	0	66.96
020150xx97xxxx	斜視（外傷性・癒着性を除く。）　手術あり	59	3.59	3.28	0	27.64
020240xx97xxx0	硝子体疾患　手術あり　片眼	41	6.9	6.63	2.44	71.73

眼科では、白内障（※1）、網膜剥離、緑内障に対する手術が多く、当科患者の約６割を占めています。その他には、斜視、硝子体出血、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症や眼の外傷等に対する手術も数多く実施しています。
（参考）※１…白内障手術は短期滞在手術等入院基本料に該当するため集計対象外ですが、H29年度の患者数は約300件でした。

整形外科・リウマチ科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	101	24.75	23.14	76.24	66.06
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	55	27.69	25.09	34.55	74.04
070010xx010x0x	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等　手術・処置等１なし　定義副傷病なし	32	6.28	5.8	0	50.53
180040xx97x0xx	手術・処置等の合併症　その他の手術あり　手術・処置等２なし	31	35.1	15.25	64.52	63.16
070343xx99x1xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　手術なし　手術・処置等２１あり	25	2.12	2.93	4	69.2	脊髄造影検査

整形外科・リウマチ科で多い症例は、股関節骨頭壊死や関節症等に対する人工関節置換術です。その他には、骨軟部腫瘍に対する手術や化学療法等も実施しています。「QOL（生活の質）の改善を目指した整形外科」を基本理念としており、当院での治療後も更なるQOLの回復に向け、リハビリテーション病院へ転院される患者さんが多数います。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060050xx0300xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法（一連として）等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	45	10.76	8.43	2.22	74.84
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	40	6.88	10.61	7.5	68.32
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　手術・処置等２なし	36	10.25	8.73	2.78	72.78
060050xx0310xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法（一連として）等　手術・処置等１あり　手術・処置等２なし	36	21.72	15.39	5.56	73.33
060050xx97x0xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　その他の手術あり　手術・処置等２なし	34	12.21	11.44	0	77.06

消化器内科で多い症例は、肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法やラジオ波焼灼療法です。その他に、胆管結石に対する胆道ステント留置や結石除去、胃癌に対する内視鏡治療も多数実施しています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	32	7.06	6.32	0	6.5
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病なし	25	9.96	5.94	0	2.16
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	20	9.2	6.18	5	0
150040xxxxx0xx	熱性けいれん　手術・処置等２なし	16	4.81	3.91	12.5	1.88
010010xx99000x	脳腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	13	3.08	11.14	0	9.23

小児科では、難治性てんかんやけいれん重積、急性脳炎/脳症など重篤で緊急性の高い疾患や医療的ケアの必要な小児の重症感染症に対応しております。その他、血液腫瘍、内分泌、腎臓疾患、遺伝カウンセリング、外傷/虐待など高次医療機関として多岐にわたる症例の診断と治療を実施しています。またNICUを完備しており、ハイリスク分娩や未熟児から正期産児を対象に24時間体制の診療を行っています。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　ステントグラフト内挿術　手術・処置等２なし	62	11.68	12.51	20.97	78.06	ステントグラフト術
050163xx02x1xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等　手術・処置等２１あり	46	21.09	21.4	26.09	72.89
050080xx01010x	弁膜症（連合弁膜症を含む。）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり　定義副傷病なし	42	22.07	23.93	76.19	67.17
050163xx99000x	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	35	5.11	8.4	8.57	79.43
050163xx01x10x	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等　手術・処置等２１あり　定義副傷病なし	28	28.61	28.38	53.57	72.18

心臓血管外科で多い症例は、腸骨動脈瘤や腹部大動脈に対するステントグラフト内挿術や大動脈瘤切除術です。その他には、経カテーテル大動脈弁置換術、低侵襲心臓手術（自己弁を温存する僧帽弁形成術、自己心膜による大動脈弁形成術等）、胸部及び腹部大動脈瘤に対するハイブリッドステントグラフト治療や心不全に対する人工心臓治療等も実施しています。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	50	8.7	7.23	0	56.12	鼻内内視鏡術
03001xxx01000x	頭頸部悪性腫瘍　頸部悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	45	15.96	13.7	8.89	68.11
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	42	8.83	8.01	0	23.48	両口蓋扁桃摘出手術
030440xx01xxxx	慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫　鼓室形成手術	38	13.24	8.9	0	34.71	鼓室形成術
03001xxx99x3xx	頭頸部悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２３あり	37	72.84	37.9	10.81	70.05

耳鼻咽喉科・頭頸部外科の症例は、鼻、咽喉、喉頭、耳および頭頸部と多岐にわたります。その中でも、ＱＯＬ（生活の質）に密接に関わる嗅覚、平衡覚等の感覚器や、発声・嚥下等の機能治療を多く実施しています。さらに、人工内耳手術や頭頸部癌等に対する集学的治療、手術・化学療法・放射線治療、機能再建手術等も実施しています。

腎臓外科・泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
110070xx0200xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	77	9.48	7.31	1.3	72.61	経尿道的膀胱腫瘍切除術（金曜日入院）経尿道的膀胱腫瘍切除術（手術日前日入院）
110080xx01x0xx	前立腺の悪性腫瘍　前立腺悪性腫瘍手術等　手術・処置等２なし	60	14.77	12.92	1.67	68.25	ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術（月曜手術）ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術（水曜手術）
11001xxx01x0xx	腎腫瘍　腎（尿管）悪性腫瘍手術等　手術・処置等２なし	20	15.75	12.3	10	68.85
110080xx99030x	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２３あり　定義副傷病なし	17	16.94	14.81	5.88	71.47
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病なし	13	9.62	12.34	0	64.54

腎臓外科・泌尿器科で多い症例は、膀胱悪性腫瘍手術、前立腺悪性腫瘍手術、腎（尿管）悪性腫瘍手術です。前立腺悪性腫瘍手術については、手術支援装置を用いたロボット手術を実施しています。また、悪性腫瘍に対する化学療法・放射線治療等も実施しています。

消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060050xx97x0xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　その他の手術あり　手術・処置等２なし	28	11.86	11.44	0	73.07
060020xx02x0xx	胃の悪性腫瘍　胃切除術　悪性腫瘍手術等　手術・処置等２なし	26	24.42	17.27	19.23	64.58
060050xx02x1xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　肝切除術　部分切除等　手術・処置等２１あり	23	23.43	19.92	21.74	69.91
060035xx01000x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	22	20.95	15.61	9.09	73.59
060010xx01x1xx	食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）　食道悪性腫瘍手術（消化管再建手術を併施するもの）　頸部、胸部、腹部の操作によるもの等　手術・処置等２１あり	19	45.42	37.92	31.58	67.74

消化器外科で多い症例は、肝臓がんや胃・食道癌、大腸癌に対する手術です。これらの手術は、低侵襲治療である腹腔鏡手術を積極的に取り組んでいます。また、進行癌に対しては、開腹手術の他に、術前抗がん剤治療や放射線治療を併用し、生存率向上を目指した治療を実施しています。

腫瘍内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	62	8.95	11.99	0	67.87
060020xx99x30x	胃の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２３あり　定義副傷病なし	24	9.21	6.83	0	65.54
040040xx99000x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	16	14.81	14.6	12.5	63.88
06007xxx97x00x	膵臓、脾臓の腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	15	11.4	14.08	6.67	69.47
060040xx97160x	直腸肛門（直腸Ｓ状部から肛門）の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等１あり　手術・処置等２６あり　定義副傷病なし	15	13.13	11.9	0	62.4

腫瘍内科では、肺癌、胃癌、膵臓癌、大腸癌、食道癌、肝臓癌、胆のう癌、その他の呼吸器、消化器の癌と多岐にわたる診断と治療（化学療法や放射線療法）を実施しています。中でも多い症例が、肺癌と胃癌と大腸癌の化学療法となっています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
010010xx99000x	脳腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	34	7.47	11.14	23.53	58.94
010010xx01x00x	脳腫瘍　頭蓋内腫瘍摘出術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	21	22.52	22.47	23.81	56.67
010030xx9910xx	未破裂脳動脈瘤　手術なし　手術・処置等１あり　手術・処置等２なし	19	3.84	3.14	5.26	62.63
010040x099x00x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	17	18.71	19.1	41.18	55.12	脳出血(保存的治療)
010060x0992301	脳梗塞（脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１２あり　手術・処置等２３あり　定義副傷病なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2	16	6.06	13.14	0	65.13

脳神経外科で多い症例は、脳腫瘍や未破裂脳動脈瘤に対する診断検査及び手術です。その他には、外傷性疾患や脳動脈瘤・脳動静脈奇形等の診断と治療も実施しています。また、脳卒中（脳梗塞と脳出血）に対しては、回復期リハビリテーション病院や維持期の管理を担う施設（介護施設・療養型病院等）と地域連携パスを用いて連携し、継続的な医療を実施しています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
040110xxxxx0xx	間質性肺炎　手術・処置等２なし	115	24.02	19.65	7.83	68.87
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり　手術・処置等２なし	81	4.73	3.59	2.47	73.17	経気管的肺生検
070560xx99x0xx	全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患　手術なし　手術・処置等２なし	37	12.11	17.16	0	61.76
040151xx99x0xx	呼吸器のアスペルギルス症　手術なし　手術・処置等２なし	10	18.3	22.56	0	70.9
040200xx99x01x	気胸　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病あり	-	-	19.74	-	-

呼吸器内科で多い症例は、特発性や膠原病関連等の間質性肺炎の検査と治療、肺癌が疑われる場合の気管支鏡による検査入院です。また、市中肺炎や気管支喘息の治療、肺サルコイドーシス等の難病の診断と治療も実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx97x0xx	肺の悪性腫瘍　手術あり　手術・処置等２なし	150	16.73	12.35	8	70.71
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	30	9.97	11.99	0	60.83
040030xx01xxxx	呼吸器系の良性腫瘍　肺切除術　気管支形成を伴う肺切除等	15	10.8	9.85	0	64.07
040040xx99000x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	14	7.93	14.6	14.29	69.29
040200xx01x00x	気胸　肺切除術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	11	4.82	10.04	0	34.27

呼吸器外科で多い症例は、肺癌です。低侵襲手術（胸腔鏡下手術）による手術を多く実施しており、その他には、化学療法や放射線療法等も実施しています。手術療法の場合は平均16日、化学療法の場合は10日程度の入院期間となっています。患者さんに納得ゆくまで十分に御説明させて頂き、その上で同意の得られた治療を行っています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２なし	90	5.31	8.5	3.33	75.84
080190xxxxxxxx	脱毛症	25	3.44	3.6	0	39.28
080006xx99x3xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　手術なし　手術・処置等２３あり	17	11.24	10.15	0	59.76
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	17	16.18	8.95	11.76	57.29
080005xx01x0xx	黒色腫　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２なし	11	10.00	14.71	0	60.73

皮膚科で多い症例は、顔面を含む頭部および全身の皮膚悪性腫瘍の切除です。広範囲や多部位にわたることもあり、複数回の手術等が必要となる場合もあります。また脱毛症やアトピー性皮膚炎の治療、薬物過敏症の検査入院にも対応しています。その他には、悪性黒色腫に対する手術・化学療法等も実施しています。

救急科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒）　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	24	3.79	3.58	20.83	41.29
160980xx0100xx	骨盤損傷　体外式脊椎固定術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし	15	18.73	31.81	100	66.4
160690xx01xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　脊椎、骨盤脱臼観血的手術等	11	28.64	33.95	90.91	56.09
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	9.68	-	-
010310xx97x1xx	脳の障害（その他）　手術あり　手術・処置等２あり	-	-	46.59	-	-

救急科で多い症例は、急性薬物中毒です。精神科専門医を含めたチームにより救命にあたっています。当科の特徴として、24時間365日の診療体制で、様々な緊急度・重症度の高い患者さんを受け入れています。また、ドクターヘリ、ドクターカーを活用した救急患者搬送や事故・災害現場への医療チームの派遣を行っています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

内分泌・糖尿病内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
100180xx99000x	副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	62	8.84	5.76	1.61	54.02
100120xx99xxxx	肥満症　手術なし	24	31.5	17.59	0	42.79
100070xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術なし　手術・処置等２１あり　定義副傷病なし　85歳未満	12	17.08	14.27	0	51.83
100071xx99x110	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。）　手術なし　手術・処置等２１あり　定義副傷病あり　85歳未満	11	33	15.63	0	58.73
100071xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。）　手術なし　手術・処置等２１あり　定義副傷病なし　85歳未満	10	20.9	14.63	0	64.3

内分泌・糖尿病内科で多い症例は、原発性アルドステロン症の診断と治療です。また、消化器外科とのチーム連携による肥満症治療（胃縮小術を含む）や、糖尿病の教育・治療等を実施しています。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
070570xx010xxx	瘢痕拘縮　瘢痕拘縮形成手術　手術・処置等１なし	20	8.95	5.93	47.85
070020xxxx0xxx	神経の良性腫瘍　手術・処置等１なし	16	11.56	7.89	44.69
030390xx970xxx	顔面神経障害　手術あり　手術・処置等１なし	13	9.38	10.92	64.69
070010xx970xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　その他の手術あり　手術・処置等１なし	12	6.67	4.86	61.83
130030xx97x00x	非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	12	4.92	8.84	59.33

形成外科で多い症例は、瘢痕拘縮形成術や皮下腫瘍の手術です。その他には、手術用の顕微鏡（マイクロサージャリ―）を使用した再建術、顔面神経麻痺治療、傷跡治療等も実施しています。また、皮膚科と連携して皮膚・軟部組織欠損の再建も実施しています。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010170xx99x10x	基底核等の変性疾患　手術なし　手術・処置等２あり　定義副傷病なし	20	29	18.38	5	66
010110xxxxx40x	免疫介在性・炎症性ニューロパチー　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	14	43.21	16.95	21.43	62.64
010155xxxxx00x	運動ニューロン疾患等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	14	34.36	14.4	28.57	67.71
010140xxxxx0xx	筋疾患（その他）　手術・処置等２なし	-	-	11.69	-	-
010160xx99x10x	パーキンソン病　手術なし　手術・処置等２あり　定義副傷病なし	-	-	20.55	-	-

神経内科で多い症例は、脊髄小脳変性症、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎、筋萎縮性側索硬化症等の神経難病の診断と治療です。その他には、脳梗塞・急性期に対する薬物療法等も実施しています。また、脳卒中（脳梗塞と脳出血）に対して、地域連携パスを用いて他施設と連携し、継続的な医療を実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

リウマチ科・内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
070560xx99x0xx	全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患　手術なし　手術・処置等２なし	35	19.77	17.16	0	53.23
070560xx99x8xx	全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患　手術なし　手術・処置等２８あり	15	36.93	18.24	13.33	59.2
070560xx99x7xx	全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患　手術なし　手術・処置等２７あり	14	4.14	6.62	0	40.93	眼ベーチェット病(レミケード治療)
070085xx99xxxx	滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症（上肢以外）　手術なし	12	4.83	13.17	0	64.42
080140xxxxx2xx	炎症性角化症　手術・処置等２２あり	-	-	2.9	-	-

リウマチ科・内科で多い症例は、全身性の自己免疫疾患である膠原病やリウマチ性疾患の診断と治療です。また、関節リウマチ等の患者さんのＱＯＬ（生活の質）を維持し寛解を導くため、ケースによっては生物学的製剤を用いた治療も実施しています。膠原病では、すべての臓器で病変が起こり得るため、他診療科と連携医療を行っており、入院加療における院内全体で医療の質の向上に取り組んでいます。（参考）膠原病とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称のこと。リウマチ性疾患とは、関節だけではなく、骨、腱、筋肉といった体を動かすのに必要な器官がこわばったり、痛くなったりする病気のこと。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130010xx97x2xx	急性白血病　手術あり　手術・処置等２２あり	25	37	40.97	8	50.76
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	18	15.22	16.48	16.67	67.44
130030xx97x40x	非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	17	30.53	33.42	11.76	58.06
130010xx97x0xx	急性白血病　手術あり　手術・処置等２なし	-	-	16.13	-	-
130030xx97x3xx	非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２３あり	-	-	34.49	-	-

血液内科で多い症例は、血液の癌（白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫）の診断と各種化学療法等の治療です。また、難治性血液疾患に対する骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植などをはじめとする最新の治療も積極的に実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
110280xx99000x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	28	18.11	12.23	3.57	56.5
110280xx991x0x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１あり　定義副傷病なし	20	7.65	7.35	5	45.85	腎生検
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２１あり	13	47.31	36.38	30.77	78.31	バスキュラーアクセス手術
110280xx99010x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり　定義副傷病なし	12	22.08	14.55	8.33	67.5
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	8.5	-	-

腎臓内科で多い症例は、腎炎・ネフローゼ等の治療や、蛋白尿・血尿、腎機能低下の原因となっている腎臓病の診断（腎生検）、慢性腎臓病の患者教育目的や透析導入目的の入院です。これらは当科全体の約70％を占めています。他診療科と連携医療を行っており、入院加療における院内全体で医療の質の向上に取り組んでいます。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

放射線科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050163xx97x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　その他の手術あり　手術・処置等２なし	23	11.78	8.09	4.35	77.78
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患　動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等　手術・処置等１なし、１あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	10	10.5	5.68	10	72.9
040240xx97x0xx	肺循環疾患　手術あり　手術・処置等２なし	10	11	8.29	0	57.5
060050xx97x0xx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　その他の手術あり　手術・処置等２なし	10	13.4	11.44	0	79.2
040240xx99x0xx	肺循環疾患　手術なし　手術・処置等２なし	-	-	10.81	-	-

放射線科で多い症例は、IVR（アイ・ブイ・アール）と呼ばれる血管内治療です。他診療科と連携して、胸腹部大動脈瘤等に対する塞栓術や肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術等を実施しています。その他には、膵癌に対する選択的制癌剤動注療法、脳動脈瘤コイル塞栓、硬膜動静脈瘻、胃静脈瘤、血管奇形（肺動静脈瘻が多い）等に対する塞栓術、末梢血管形成、大動脈ステントグラフト挿入術等、幅広い分野の治療を実施しています。
（参考）IVR（アイ・ブイ・アール）とは、X線検査やＣＴ、超音波などの画像診断装置で体の中を透かして見ながら、細い医療器具（カテーテルや針）を入れて、標的となる病気を治療する方法です。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx03x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）　手術・処置等２なし	34	6.74	6.37	0	63.82
090010xx02x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術（乳腺全摘術）等　手術・処置等２なし	13	7.85	10.15	7.69	66
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等２なし	12	10.92	11.45	8.33	62.92
090010xx99x40x	乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし	10	5.7	4.49	0	62.1
090010xx99x9xx	乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２９あり	-	-	6.78	-	-

乳腺外科で多い症例は、乳房の悪性腫瘍手術です。また、手術の際にセンチネルリンパ節生検を行い、リンパ節のがん細胞の有無（転移の有無）を確認しています。その他には、化学療法・放射線療法等も実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	58	-	11	46	-	27	1	7
大腸癌	29	18	23	52	-	66	1	7
乳癌	44	14	16	11	-	-	1	7
肺癌	107	31	77	97	64	73	1	7
肝癌	15	42	-	-	-	157	1	7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	23	20.52	70.91
重症	-	-	-
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	28	22.79	70.64	30.3
その他	38	14.66	66.89	4.55

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	298	1.99	2.09	1.01	72.5	水晶体再建術（右眼）水晶体再建術（左眼)
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含むもの）	256	1.73	6.08	0	64.26
K2683	緑内障手術（濾過手術）	101	1.76	7.39	0	70.23
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他のもの）	67	1.73	4.72	2.99	66.51
K275	網膜復位術	55	2.05	5.07	0	41.89

眼科で多い手術は、白内障手術,網膜硝子体手術,緑内障の手術です。網膜硝子体手術の対象となる眼底疾患（硝子体出血、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞、網膜剥離、黄斑疾患等）や眼の外傷等に対する手術も数多く実施しています。また、当院はアイバンク活動も盛んであり、当院医局内に事務所を設けており、角膜移植も実施しています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K877	子宮全摘術	55	2.11	8.84	1.82	51.78	腹式子宮全摘術
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの）	49	1.71	5.31	0	40.63	腹腔鏡下手術
K861	子宮内膜掻爬術	45	0.02	0.96	0	50.27	子宮内膜掻爬術（子宮体癌）子宮内膜掻爬術（子宮内膜増殖症）
K8981	帝王切開術（緊急帝王切開）	45	3.29	8	0	31.78
K8881	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（開腹によるもの）	42	1.5	8.26	2.38	47.98

産婦人科で多い手術は、子宮筋腫に対する子宮全摘術や卵巣腫瘍に対して侵襲性の少ない腹腔鏡または開腹による手術が行われています。また，子宮内膜癌の確定診断のための子宮内膜掻爬術を実施しています。産科手術では、母体や胎児の状態で通常の経腟分娩では危険と判断される場合に緊急帝王切開術が実施されています。

整形外科・リウマチ科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（股）等	170	3.54	21.36	61.76	69.04
K0301	四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（上腕）等	30	2.17	2.67	0	50.97
K082-31	人工関節再置換術（股）等	23	4.13	23.48	82.61	72.87
K1423	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）（後方椎体固定）	21	4.29	28.76	80.95	65.76
K142-21	脊椎側彎症手術（固定術）	17	3	20.94	11.76	19.53

整形外科・リウマチ科で多い手術は、人工関節置換術（再置換術も含む）、軟部腫瘍の摘出術や、脊柱管狭窄等に対する脊椎・脊髄手術です。その他には、手、肘、膝、足関節の関節鏡下手術も実施しています。また、個々の疾患症例に応じて病診、病診連携を実施し、術後リハビリの役割分担を図りながらＡＤＬ（基本的同作）の確保、ＱＯＬ（生活の質）向上に取り組んでいます。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの）	171	2.64	4.76	0	66.03
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの）	96	3.45	4.41	7.29	70.88
K5952	経皮的カテーテル心筋焼灼術（その他のもの）	32	3.06	5.09	3.13	52.91
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極の場合）	23	5.83	11.91	13.04	71.3
K599-3	両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術	15	14.07	16.53	13.33	71.33

循環器内科で多い手術は、不整脈に対する心筋焼灼術や狭心症や心筋梗塞等に対する冠動脈ステント留置術を行っています。その他には、ペースメーカ植込み術や植込型除細動器の移植術等も実施しています。また、当科では十分な薬物治療でも改善のみられない重症心不全に対する両心室ペースメーカー移植術も実施しています。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	63	1.68	2.67	0	66.54	大腸腺腫（緊急入院）大腸腺腫（前日入院）大腸腺腫（当日入院）
K6152	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術）	50	1.6	12.52	0	75.56
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	42	3	8.38	4.76	66.88
K697-31ﾛ	肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法（一連として）（２センチメートル以内のもの）（その他のもの）	42	3.33	6.67	2.38	74.81
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	36	1.58	7.67	2.78	72.78

消化器内科で多い手術は，良性腫瘍（大腸・S状結腸・直腸等の下部消化管のポリープ）に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術です。また早期癌に対しては超音波内視鏡を使用した診断と治療（ESD：粘膜下剥離術）を積極的に実施しています。肝癌に対しては肝動脈化学塞栓療法や肝悪性腫瘍ラジオ焼却療法を実施しています。その他、閉塞性黄疸、胆道結石等に対するステント留置術も実施しています。

消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	38	2.89	8.16	0	69.97
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	31	4.32	8.77	3.23	63.9	胆嚢ポリープ胆嚢結石症(胆嚢炎を伴わない) 胆嚢結石症(慢性胆嚢炎を伴う)
K6152	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術）	27	1.44	10.7	0	73.44
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	27	8.44	18.74	11.11	70.11
K655-22	腹腔鏡下胃切除術（悪性腫瘍手術）	25	5.4	19.76	16	65.64

消化器外科では、患者QOLを考慮し、腹腔鏡を中心とした低侵襲治療を積極的に導入し、鼡径ヘルニアや胆石等の良性疾患から、肝臓癌や大腸癌・胃癌等の悪性疾患まで幅広く行っています。さらに高度進行癌に対しては、生存率向上を目的に、手術に加え化学療法、放射線療法などを導入し、集学的治療に取り組んでいます。また緩和ケアチームを編成し、終末期のケアにも取り組んでいます。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	45	1.56	6.8	0	27.18	両口蓋扁桃摘出手術
K319	鼓室形成手術	39	1.97	10.28	0	35.49	鼓室形成術
K340-6	内視鏡下鼻・副鼻腔手術４型（汎副鼻腔手術）	29	1.69	6.31	0	52.93	鼻内内視鏡術
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	23	1.43	6.04	0	61.48	鼻内内視鏡術
K4691	頸部郭清術（片側）	13	1.46	10.46	15.38	65.92

耳鼻咽喉科・頭頸部外科で多い手術は、慢性扁桃炎に対する口蓋扁手術（摘出）、慢性中耳炎等に対する鼓室形成術、滲出性中耳炎等に対する鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下・副鼻腔3型・4型です。鼓膜チューブ挿入術の治療を受けられた方の約7割は8歳未満，残りは65歳以上の高齢者の方です。前者の平均術後日数は1日ですが，後者は他疾患があるため長期入院を余儀なくされ，全体として約15日となりました。また，喉頭癌・頸部リンパ節転移に対しリンパ節郭清による頸部郭清術や舌癌、副鼻腔癌等の頭頸部の悪性腫瘍に対する手術を実施しています。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K5606	大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）（腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの））	48	6.38	14.88	31.25	72.38
K5611	ステントグラフト内挿術（胸部大動脈）	46	5.15	12.15	41.3	75.04	ステントグラフト術
K5612	ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）	42	4.88	12.95	16.67	78.14	ステントグラフト術
K552-22	冠動脈、大動脈バイパス移植術（人工心肺を使用しないもの）（２吻合以上のもの）	32	8	12.5	62.5	65.34
K555-22	経カテーテル大動脈弁置換術（経皮的大動脈弁置換術）	23	8.61	10.87	47.83	86.35

心臓血管外科で多い手術は、腹部大動脈瘤手術、弁置換術です。その他には、胸部および腹部大動脈瘤に対する低侵襲治療のハイブリッドステントグラフト治療や心不全に対する人工心臓治療等を実施しています。また、年齢や合併症を考慮して重症の大動脈弁疾患の患者さんには、経カテーテル大動脈弁置換術が施行され、治療の選択肢が増え手術の適応が広がっています。

腎臓外科・泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）	79	2.15	6.63	1.27	72.87	経尿道的膀胱腫瘍切除術（金曜日入院）経尿道的膀胱腫瘍切除術（手術日前日入院）
K843-4	腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの）	58	2.57	11.19	1.72	68.21	ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術（月曜手術）ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術（水曜手術）
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	32	3.09	13.75	3.13	69.94
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	15	2.2	6.27	0	61.4
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）	13	2.38	5.31	0	60.69

腎臓外科・泌尿器科で多い手術は、膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）、前立腺悪性腫瘍手術です。膀胱悪性腫瘍手術は、主に腰痛麻酔で行い表在にある早期のがんであればこの手術で治癒も可能ですが、再発を防ぐために２年間は定期的な膀胱鏡検査を実施しています。また、腹腔鏡下手術を中心とした低侵襲手術を積極的に行い、前立腺悪性腫瘍手術の関しては、患者さんの身体的負担負荷を減少させた内視鏡手術用支援機器（ダヴィンチ）を導入しています。

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超えるもの）	76	3.41	13.5	3.95	71.87
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）	22	2.86	8.05	0	67.18
K514-22	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（区域切除）	22	3	11.27	9.09	68.77
K5132	胸腔鏡下肺切除術（その他のもの）	22	2.77	7.23	4.55	63.86
K5143	肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超えるもの）	19	3.47	20.63	26.32	72.05

呼吸器外科で多い手術は、早期の原発性肺癌に対して低侵襲手術（胸腔胸下手術）を実施しています。これに転移性肺腫瘍を加えた肺の悪性腫瘍に対し、進行度と悪性度及び患者さんの状況を検討しながら最適な術式選択を検討しています。また、腫瘍内科、呼吸器内科、放射線科とともに定期的なカンファレンスを行い診断から治療まで、個々の患者さんに適した治療サポートをしております。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他のもの）	56	5.8	42.46	30.36	60.34
K1781	脳血管内手術（１箇所）	14	2.93	22.86	28.57	67.14
K171-21	内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術（下垂体腫瘍）	13	3.69	11.46	0	62
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	13	1.69	37.85	30.77	63.62
K1783	脳血管内手術（脳血管内ステントを用いるもの）術	-	-	-	-	-

脳神経外科で多い手術は、開頭による頭蓋内腫瘍摘出術、脳血管内手術、脳動脈瘤頸部クリッピング手術です。（クモ膜下出血・未破裂脳動脈瘤に対するクリッピング手術です。）その他、下垂体手術（経鼻的）、水頭症手術（頭蓋骨を穿頭してチューブを入れ髄液を腹腔に誘導する）や脳血管内手術（脳血管内ステントを用いるもの）を実施し侵襲性の少なく切らずに行える脳血管内治療を実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0102	瘢痕拘縮形成手術（その他）	17	1.12	7	0	35.71
K0051	皮膚，皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２㎝未満）	12	0.75	1.5	0	18.08
K0111	顔面神経麻痺形成手術（静的なもの）	11	0.64	5.09	0	65.45
K0064	皮膚，皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径１２㎝以上）	11	1.18	6.27	0	57
K0053	皮膚，皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径４㎝以上）	-	-	-	-	-

形成外科で多い手術は、皮膚再建術、傷跡治療です。その他には、良性腫瘍（骨軟部・皮膚・母斑）手術や何らかの病気の影響による顔面神経麻痺等の治療が実施されています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	105	0.92	3.6	2.86	75.39
K0052	皮膚，皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２㎝以上，４㎝未満）	-	-	-	-	-
K013-21	全層植皮術（２５未満）	-	-	-	-	-
K6262	リンパ節摘出術（長径３センチメートル以上）	-	-	-	-	-
K0311	四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術（躯幹）等	-	-	-	-	-

皮膚科で多い手術は、顔面を含む頭部および全身の皮膚悪性腫瘍の切除術です。皮膚の欠損に対して植皮が必要な場合は、全層植皮術・分層植皮術等を実施しています。また、血管肉腫や皮膚線維肉腫に対する軟部悪性腫瘍手術も実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

腫瘍内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	54	8.89	10.93	11.11	62.91
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	24	3.5	10.75	12.5	66.04
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	-	-	-	-	-
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	-	-	-	-	-
K6151	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（止血術）	-	-	-	-	-

腫瘍内科で多い手術は、抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用埋込型カテーテル設置術です。抗がん剤の持続注入のため、植込み型カテーテルを設置することが多くなっています。大腸癌・胃癌・肺癌の進行癌や再発症例の治療で実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

救急科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K1422	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）（後方又は後側方固定）	19	4.95	23.11	94.74	61.79
K124-2	寛骨臼骨折観血的手術	13	5.31	19.46	100	68.62
K125	骨盤骨折観血的手術（腸骨翼骨折観血的手術及び寛骨臼骨折観血的手術を除く。）	12	5.33	20.42	100	68.42
K386	気管切開術	-	-	-	-	-
K0461	骨折観血的手術（大腿）等	-	-	-	-	-

救急科で多い手術は，交通事故や墜落外傷等によって起こる脊椎脱臼・骨折等の脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）（後方又は後側方固定）や骨盤部の寛骨臼骨折観血的手術です。受傷部位によって外傷等の状態が異なり、様々な外傷等の緊急度・重症度に合わせ各分野の専門医と共に各分野の専門医と共に救命治療を実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの））	35	0.97	4.77	0	63.57
K4741	乳腺腫瘍摘出術（長径５センチメートル未満）	11	0.36	1.18	0	61.27
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの））	10	1.1	5.7	10	62
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの）	-	-	-	-	-
K4761	乳腺悪性腫瘍手術（単純乳房切除術（乳腺全摘術））	-	-	-	-	-

乳腺外科で多い症例は、乳房の悪性腫瘍手術です。特に、早期癌の手術が多くみられます。乳房の治療は、悪いところを取り除く手術が基本になります。取った病変を顕微鏡で詳しく調べ、どういった治療が必要かを確認し、ホルモン療法や化学療法、分子標的治療などの薬剤を主体とする治療の選択をしていきます。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9131	新生児仮死蘇生術（仮死第１度のもの）	21	0	29.05	0	0
K9132	新生児仮死蘇生術（仮死第２度のもの）	-	-	-	-	-
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他のもの）	-	-	-	-	-
K181-4	迷走神経刺激装置植込術	-	-	-	-	-
K1911	脊髄腫瘍摘出術（髄外のもの）	-	-	-	-	-

小児科ではNICU関連の新生児仮死蘇生術が中心です。超低出生体重児から正期産まですべての新生児蘇生と集中治療を24時間体制で行っています。一般小児では、脳腫瘍に対して頭蓋内腫瘍摘出術（その他）や難治性てんかんに対して、迷走神経刺激を介しててんかん発作を抑制する迷走神経刺激電池植込み術を実施しています。小児科では、脳神経外科、神経内科の３科で手術適応や治療方針を決定し専門医との連携による診療の提供を行っています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

放射線科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他のもの）等	40	3.65	6.45	2.5	67.4
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	14	3.43	6	7.14	74
K6152	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術）	10	2.9	9.5	0	79.2
K5613	ステントグラフト内挿術（腸骨動脈）	-	-	-	-	-
K6103	動脈形成術（腹腔内動脈）（大動脈を除く）	-	-	-	-	-

放射線科で多い症例は、IVR（アイ・ブイ・アール）と呼ばれる血管内治療です。他診療科と連携して、胸腹部大動脈瘤等に対する塞栓術や肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術等を実施しています。その他には、膵癌に対する選択的制癌剤動注療法、脳動脈瘤コイル塞栓、硬膜動静脈瘻、胃静脈瘤、血管奇形（肺動静脈瘻が多い）等に対する塞栓術、末梢血管形成、大動脈ステントグラフト挿入術等、幅広い分野の治療を実施しています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K610-3	内シャント設置術	16	11.06	17.75	12.5	70.38	バスキュラーアクセス手術
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	-	-	-	-	-
K6147	血管移植術、バイパス移植術（その他の動脈）	-	-	-	-	-
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの）	-	-	-	-	-
K082-21	人工関節抜去術（膝）	-	-	-	-	-

腎臓内科で多い手術は、末期腎不全患者さんに対し、血液透析導入で必要になる内シャント設置術です。他施設や当院腎臓外科・泌尿器科、心臓血管外科と連携して手術を行っています。なお、患者数が10未満の数値は、「-」としています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	16	0.15
180010	敗血症	異なる	12	0.11
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	110	1.02
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

平成29年度 大分大学医学部附属 病院指標

平成29年度大分大学医学部附属病院指標