部長

  • 下村 剛
  • SHIMOMURA Tsuyoshi

部の紹介

医療情報部は、昭和63年2月に設置された医療情報室を母体とし、平成7年4月に医学情報センター医療情報部を経て、平成11年4月に訓令施設医療情報部となりました。

平成17年1月にはオーダリングシステムから電子カルテを基盤とした病院情報管理システム(BUNGO2005)に更新され、平成22年1月にはBUNGO2010に、平成28年1月にはBUNGO2016に、令和4年1月にBUNGO2022に更新しました。

医療情報部の最大の使命は、安定した電子カルテシステムの提供・運営にあります。画像や検査結果を見たり、注射や処方をしたりするのに電子カルテは不可欠なために、大規模災害や停電などで電子カルテが停止すると診療の継続はできなくなってしまいます。このため、事業継続計画(BCP)に基づいて、南海トラフ巨大地震が来て停電になったとしても、自家発電で電子カルテシステムを稼働させて、途絶えることなく診療を継続できるように準備を進めております。

さらに、医療情報ネットワークを利用した医療・介護連携につきましても、積極的に参加しています。

医療情報連携(ID-Link、医療関係者間コミュニケーションアプリJoin、クラウド型EHR高度化事業など)、災害時バックアップ(The Gemini Project、千年カルテ)などの業務も中心的な役割を果たしています。

さらに、ホームページ閲覧や電子メールなどのインターネット環境を職員・学生に提供し、テレビ会議のサポートや患者向けWi-Fiの提供なども手がけており、また、ネットワークやサイバーセキュリティに関する講義や啓発も行っています。