腫瘍センター

がんゲノム医療部門

がんゲノム外来について

  

大分大学医学部附属病院で行っている遺伝子パネル検査には、保険診療で受けられるものと、保険診療の対象外の自費診療となるものがあります。

※2020年1月15日より、遺伝子パネル検査(自費診療)の受付を中止しています。

  • 遺伝子パネル検査(保険診療)
  • 遺伝子パネル検査(自費診療)中止中
  • 遺伝子パネル検査(保険診療)

    大分大学医学部附属病院では、2019年(令和元年)7月24日から保険診療下での遺伝子パネル検査(NCCオンコパネル)を開始いたしました。

    遺伝子パネル検査は、患者さんのがん細胞にある複数の遺伝子異常を調べるものです。今回、保険診療となった遺伝子パネル検査(NCCオンコパネル)の対象となる患者さんの条件は、以下の3つ全てが該当する方です。

    1. 標準治療がない、あるいは終了する見込みであること
    2. 固形がんであること
    3. 主要臓器の機能が保たれており、薬物療法に耐えうる体力が十分あること

    なお、保険診療での遺伝子パネル検査はお一人様1回限りと決められています。また、病状によっては、残念ながら検査ができない場合もございます。


    受診・検査の流れ

      

    Ⅰ.がんゲノム外来の予約について

    当院でがん診療を受けられている患者さんの場合

    1. 現在受診している診療科の主治医にご相談ください。主治医とがんゲノム外来担当医が受診日の日程調整をし、予約をします。
    2. がんゲノム外来担当医が、がん相談支援センターへ日程について連絡した後、主治医もしくはがん相談支援センター相談員から患者さんへ日程の連絡をします。

    当院以外の医療機関でがん診療を受けられている患者さんの場合

    1. 患者さんやご家族からの直接の予約は受け付けておりません。予約の際は、まずは現在受診中の医療機関の主治医から、当院がん相談支援センターへご連絡をお願いいたします。
    2. 予約には、『診療申込書』と『紹介状(診療情報提供書)』が必要です。紹介状の形式は現在受診中の医療機関のもので構いません。

      『診療申込書』と『申込確認表』は下記からダウンロード後、プリントアウトしてください。

      1. がんゲノム外来診療申込書
      2. Excel
      3. PDF
      1. がんゲノム外来申込確認表2018.8.9
      2. Excel
      3. PDF
    3. 現在受診中の医療機関から当院がん相談支援センターへ必要書類をFAXした後、原本を郵送するか、患者さんががんゲノム外来受診時にご持参下さい。
    4. 申し込みの際、組織検体があるか確認させて頂きます。組織検体がある場合は必要書類と一緒に郵送するか、患者さんががんゲノム外来受診時にご持参下さい。
    5. 受診日が決まりましたら、がん相談支援センターより現在受診中の医療機関の医師へ連絡します。「ゲノム外来予約のご案内」をFAXしますので、患者さんにお渡しください。

      がんゲノム外来担当医との調整により受診日が決まりますので、ご連絡までに最大3日程度お時間をいただく場合があります。ご了承頂きますようお願い致します。

      がんゲノム外来は、受診準備のため最初の申込から1週間後以降の受診日をご案内いたします。


    Ⅱ.外来受診から検査結果の説明までの流れ

    1.外来受診から検査まで

    当院でがん診療を受けられている患者さんの場合

    1. 指定された日時にがんゲノム外来を受診してください。
      自動受付機に、診察券を通し診療科窓口で通常の受付を行ってください。
    2. 医師から遺伝子パネル検査の説明を受けた後、検査を希望される場合は、承諾書への署名を行っていただきます。次の受診日を予約して帰ります。
    3. 次の受診日に来院していただき、採血を行います。
    4. 当院で保管している患者さんの組織検体と血液検体を検査会社に提出します。当院受診中でも組織検体がない場合には、担当医とご相談ください。
    5. 検査会社で専用の機器を用いて遺伝子解析が実施されます。
              

    当院以外の医療機関でがん診療を受けられている患者さんの場合

    1. 指定された日時にがんゲノム外来を受診してください。
      『がんゲノム外来予約のご案内』の図にある受付カウンター「2.外来受付の窓口」にお越し下さい。その後、該当診療科外来へ移動し受付をしていただきます。
    2. 医師から遺伝子パネル検査の説明を受けた後、検査を希望される場合は、承諾書への署名を行っていただきます。この時、紹介元の医療機関から、組織検体を持参されている場合には、提出していただきます。
    3. 組織検体のご持参がない場合は、当院から紹介元の医療機関へ検体提出の連絡をいたします。
    4. 組織検体が、検査できる状態であるか当院病理部で確認し、検査提出用に準備いたします。(1週間程度かかります)
    5. 再度受診日を決めて来院していただき、採血を行います。
    6. お預かりしていた組織検体と血液検体を検査会社に提出します。
    7. 検査会社で専用の機器を用いて遺伝子解析が実施されます。

    2.検査結果の説明について

    当院でがん診療を受けられている患者さん・当院以外の医療機関でがん診療を受けられている患者さん(共通)

    1. 検査会社から返却された検査結果をもとに、がんゲノム医療中核拠点病院で専門家会議が開催されます。この会議には、当院のがんゲノム外来担当医も出席し、候補となる治験や治療法について話し合いを行います。
    2. 当院のがんゲノム外来担当医に専門家会議の最終結果が戻ってきます。
    3. 検査結果が出るまでに、約1ヶ月を要します。
    4. がん相談支援センターから患者さんへ、結果説明のための再来受診日をご連絡します。
    5. 再来日にがんゲノム外来担当医から、検査結果と今後の方針について説明があります。
       
    • 検査を実施しても、治療薬の選定に有用な情報が何も得られない可能性もあります。


    Ⅲ.検査の費用について

    大分大学医学部附属病院のがんゲノム外来で行う遺伝子パネル検査「NCCオンコパネル」は、保険診療です。

    1. 検査説明の費用について

      がんゲノム外来初診時に遺伝子パネル検査の説明を受けた結果、検査を行わない場合(保留を含む)には、外来の受診料のみで終了となります。

    2. 検査費用について(検査費用の目安) 
        検体提出時 結果説明時
      1割負担の方 8,000円 48,000円
      2割負担の方 16,000円 96,000円
      3割負担の方 24,000円 144,000円
      • 採血を行った日(検体提出時)と検査結果説明を行った日に、それぞれ検査費用の医療負担分(1割~3割)をお支払いいただきます。
      • 費用には、別途、受診料がかかります。
      • 高額療養費受給制度の対象になる可能性がありますので、事前に限度額適応認定証の交付の申請をしてください。
    3. 検査中止時の費用について

      がん細胞から得られた遺伝子の状況などにより、遺伝子パネル検査が実施できない場合がありますが、検査提出時の費用は返却されません。また、検査結果の説明が行われない場合は、結果説明の費用は発生しません。


    《がんゲノム外来に関するお問い合わせ・連絡先、書類送付先》

    • 大分大学医学部附属病院
    • 腫瘍センター内
    • がん相談支援センター
    • 〒879-5593
    • 大分県由布市狭間町医大ヶ丘1-1
    • TEL:097-586-6351
    • FAX:097-586-6138