当施設におけるPET(陽電子放射断層撮影)-CT 検査の適応について
本センターでのPET-CT 検査(保険診療)は,腫瘍(早期胃癌を除く)及びてんかんを対象疾患としており,月~木曜日(6件/日、木は4件/日)の日程で行っています.なお,腫瘍(早期胃癌を除く)の保険適応要件は“他の検査,画像診断,転移・再発の診断が確定できない患者”であり,“治療効果判定”では保険適応外となりますので,ご留意下さい.
18F-FDG-PET薬剤によるがんの保険診療
陽電子放出断層撮影(PET検査)は、陽電子放出核種(18Fなど)で標識された薬剤を用いた核医学画像診断法です。フルオロデオキシグルコース(FDG)はブドウ糖の類似物質であり、がん細胞でよく取り込まれます。この性質を利用し、18Fで標識したFDGの動態から、がんのサイズを調べることができます。この方法によりがんの大きさを知ることができます。
■平成23年9月5日より、大分大学医学部附属病院は18F-FDGによる保険診療を開始しました。
診療の依頼は、附属病院内各診療科の医師から行われます。
■「PET-CT検査説明書及び承諾書」が保険診療でも適用されます。平成28年1月1日以降に検査予約される保険診療全てのPET-CT検査がこの対象となります。
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