SARS即応対策、都道府県に計画要請へ…厚労相

坂口厚生労働相は6日、福岡市で開かれた日本医学会総会で、新型肺炎(重症急性呼吸器
症候群=SARS)対策について「都道府県でアクションプラン(行動計画)を整備し、
万が一の時にすぐ対応できる体制を整えてほしい」と述べ、患者発生時に対応するための
マニュアルを作成するよう都道府県に要請する方針を明らかにした。

各都道府県はすでに、感染症法に基づく「感染症予防計画」を策定している。SARS対
策に万全を期すため、患者を搬送する医療機関の指定、連絡ルートなどについて踏み込ん
だ対応を求めるものだ。

(2003/4/7/00:49 読売新聞)