戦争に肺炎…日航システム、ドル箱路線で運休・減便

日本航空システムは8日、国際線の7月までの事業計画を変更し、ドル箱のアジアや>
ハワイ方面を中心に19路線で運休や減便に踏み切ると発表した。

イラク戦争の影響に加え、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の流行で乗
客が急減しているためだ。

4月の供給座席数は1月発表の当初計画に比べて12%減、5月は16%減となる見
通しで、一昨年秋の米同時テロ後(10%減)よりも減少幅が大きくなる。日本航空
システムの4月の国際線予約数は前年比で20%以上減少しており、航空業界の経営
環境は急激に悪化している。

(2003/4/8/19:49 読売新聞WEB版)