医師2人を広州に派遣 SARS対策として外務省

外務省は9日、新型肺炎の重症急性呼吸器症候群(SARS)の対策として、国立
国際医療センターの医師2人を中国・広州に派遣することを決めた。10日から
15日まで滞在し、日本人向けに健康相談などを行う予定だ。同省はすでに香港
にも医師を派遣しており、香港と広州の在留邦人を対象にマスク計1万枚を配布
する。また、11日には東京都内で、企業向けに専門家の講演会を開く。

(2003/04/09 20:44 朝日新聞WEB版)