中国外務省、SARS患者数の過少報告告発に反論

【北京=浜本良一】中国外務省の劉建超・副報道局長は10日の定例会見で、中国人医師が
政府発表の新型肺炎(SARS)患者数は過小報告だと告発していることについて、「中国
政府は、極めて厳粛に、責任を持って問題を処理している。根拠のない数字を広げることは
利益にならず、こうした情報は有害だ」と述べ、告発者を批判した。

また、衛生省当局者は同日の記者会見で、「(公表分以外の)患者を隠していることなど
ありえない」と反論した。

(2003/04/10 23:34 読売新聞WEB版)