WHO、新型肺炎の流行地に米国とロンドンを追加

スイス・ジュネーブに本部を置く世界保健機関(WHO)は12日、新型肺炎
(重症急性呼吸器症候群=SARS)の流行地域に米国と英ロンドンを新たに追加した。
先進国の流行地域は、カナダ・トロントに加え3か国となった。

WHOは、流行地域からの航空旅客の健康チェックを厳密にすることなどを勧告して
いる。流行地域としては、このほか、シンガポール全域、中国の北京、広東省、山西省、
香港の各地域のほか台湾、ベトナム・ハノイを挙げている。

(2003/4/14/02:11 読売新聞WEB版)