新型肺炎・コロナウイルスのゲノム解読を終了

米疾病対策センター(CDC)は13日、世界各地で感染者や死者を出している
新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の原因とほぼ断定されている新種
のコロナウイルスについて、全遺伝情報(ゲノム)の解読をほぼ終えたと発表した。

ゲノムの配列はホームページで公開している。

CDCによると、ウイルスのゲノムは1万7500個の化学物質(塩基)で構成され、
これまで知られているコロナウイルスとは違うタイプのもの。このゲノム配列から
発生源を特定できる可能性は低いという。

(2003/4/14/13:48 読売新聞WEB版)