新型肺炎、傷害保険の特約補償対象に…損保ジャパン

損害保険ジャパンは18日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=
SARS)の被害を、傷害保険の特約の補償対象にすると発表した。

大手損保は既に、海外旅行保険でSARSを補償対象に加えて
いるが、傷害保険で適用するのは損保ジャパンが初。

通常の傷害保険では、一般的な疾病に対する被害は補償していない
が、コレラや腸チフスなど特別な感染症については、特約を結んだ
契約者に限って補償している。損保ジャパンは、この特約の補償
対象にSARSを新たに加え、入院や通院、後遺障害、葬祭費用
などに対して、保険金を支払う。

(2003/4/18/23:37 読売新聞WEB版)