外務省、トロントに1日遅れの「渡航延期勧告」

外務省は24日午前、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の感
染が拡大しているカナダ・トロントへの事実上の渡航延期勧告を出した。
トロントに関する危険情報を「十分注意を」から「渡航の是非検討を」
へ引き上げ、「不要不急の渡航の延期を勧める」としている。

厚生労働省は23日夜、世界保健機関(WHO)が渡航自粛を求める
勧告を発表したのを受け、都道府県への通知の形で渡航延期勧告を
出しており、外務省の勧告は1日遅れとなった。

(2003/4/24/13:15 読売新聞WEB版)