新型肺炎類似の症状でフィリピン航空機引き返し

【マニラ支局】AP通信によると、韓国・釜山行きのフィリピン
航空機(乗員・乗客154人)が24日夕、マニラの空港を離陸直後、
乗客の韓国人男性(31)が新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=
SARS)に似た症状を示していることがわかり、機長の判断で
同空港へ引き返した。

同空港当局者によると、男性は、悪寒や40度以上の熱があり、
検査のため熱帯病研究施設に入院した。

(2003/4/25/01:17 読売新聞WEB版)