北京市共産党委、新型肺炎による「戒厳令」否定

【北京=竹腰雅彦】北京市の蔡赴朝(さい・ふちょう)市共産党委員会
宣伝部長は25日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)問題
で記者会見し、市民の間で広まる「戒厳令」のうわさを打ち消し、食料
や生活必需品の買いだめ騒ぎについては、沈静化に自信を示した。

北京では今、「空港と高速道路が封鎖され、戒厳令が敷かれる」と
のうわさが流れている。蔡部長はこれについて、「あり得ない」と
完全否定。買いだめ騒ぎでは、「大量の在庫がある」と強調した。

(2003/4/26/00:05 読売新聞WEB版)