新型肺炎による死亡、フィリピンで初認定

【マニラ=源一秀】フィリピン保健省は25日、就労先のカナダ
から成田経由で帰国、新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SA
RS)の症状で死亡したフィリピン人女性(46)を国内初のS
ARS感染による死亡者と認定した。また、この女性の父親で女
性の死亡の直後に亡くなった男性(74)の死因もSARSと認
定。同省は娘から感染したものと断定、初の国内感染例となった。

(2003/4/26/00:06 読売新聞WEB版)