新型肺炎のウイルス、遺伝子が急速に変異か

カナダ、米国、香港、シンガポールの4か所で、新型肺炎(重症
急性呼吸器症候群=SARS)の患者から採取した病原ウイルス
の全遺伝情報を分析した結果、それぞれ、少しずつ違いのあるこ
とが分かった。

英科学誌「ニューサイエンティスト」電子版が伝えた。遺伝子が
急速に変異している可能性があり、一部の地域だけでSARSの
被害が大きい理由を説明できるかもしれないという。

(2003/4/26/03:03 読売新聞WEB版)