隔離は7672人、中国が新型肺炎で公表

【北京=竹腰雅彦】新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の
拡大を防ぐため、「伝染病予防法」に基づく感染者などの強制隔離に
乗り出している北京市は隔離した人数や封鎖対象施設の公表を始めた。

同市のSARS対策班のまとめ(27日午前10時現在)によると、
感染者や感染が疑われる人に「密接に接触した」として、隔離措置を
受けているのは7672人。また、封鎖施設は北京大学人民病院や中
央財経大学の宿舎など4か所と工場1か所。

(2003/4/28/13:13 読売新聞WEB版)