サッカー五輪アジア最終予選、新型肺炎の影響で延期

日本サッカー協会は28日、今年8―10月に予定されていたサッカー
のアテネ五輪アジア地区最終予選が、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群
=SARS)の収束時期が不確定のため「延期」となったと発表した。
27日にカタール・ドーハで行われたアジアサッカー連盟(AFC)の
競技委員会で決まったもので、代替日程は未定。

アテネ五輪の出場権をかけては、日本は2次予選で来月1、3日に
ミャンマーと東京で対戦し、勝ち上がれば、12チームが参加する
最終予選に出場する。五輪予選はこれまで、イラク戦争やSARS
の影響で一部が延期となっている。

また、4月17日―30日にタイで行われる予定で、SARSの影
響により延期された女子のアジア選手権は、6月10日から同じタ
イでの開催が提案された。

(2003/4/28/20:12 読売新聞WEB版)