広東では強硬な隔離策を推進…日本人医師が帰国報告

新型肺炎(SARS)が集団発生した中国・広東省を訪れ、在留邦
人の健康相談にあたった日本人医師団が30日、帰国報告をした。

医師団の現地調査では、患者の平均入院日数は約20日と長期間に
及んでいることがわかった。中国政府は、感染の疑いがある患者に
対し、強硬な隔離策を進めているという。

◆「疑い例」また2例◆

厚生労働省は30日、流行地から帰国後10日以内に高熱とせきな
どが出た「疑い例」患者2人が、新たに報告されたと発表した。感
染の恐れは低いとみられる。

(2003/5/1/01:56 読売新聞WEB版)