新型肺炎で初の閣僚会議、帰国者対応など意見交換

政府は1日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)への対応
を協議するため、首相官邸で福田官房長官、坂口厚生労働相らによる
第1回の関係閣僚会議を開いた。

会議には、官房長官のほか、坂口厚生労働相、扇国土交通相、遠山文
部科学相、外遊中の川口外相に代わり茂木敏充外務副大臣が出席。

中国からの帰国子女や、海外邦人への対応などについて意見を交換し
たほか、海外で日本人患者が確認された場合など、必要に応じて日本
からの医師派遣を検討していくことなどを確認した。

(2003/5/1/19:20 読売新聞WEB版)