新型肺炎、国内では疑い例・可能性例ともにゼロ

厚生労働省の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)対策専
門委員会は2日、先月22日以降に報告があった「疑い例」患者3
人と、「可能性例」の患者2人について、いずれもSARSに感染
していなかったと判断した。

これにより、国内の疑い例と可能性例はゼロとなった。世界保健機
関(WHO)に報告されていた「可能性例」2人も取り下げられる。

(2003/5/2/20:45 読売新聞WEB版)