台湾への渡航情報「渡航の是非を検討」に引き上げ

外務省は7日夜、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)
に関連して、台湾への渡航情報を4段階のうち最も低い「十分注
意」から、下から2段階目の「渡航の是非を検討」に引き上げた。

台湾では当初、特定の医療機関での感染が報告されていたが、
その後、日本人観光客が立ち寄ることがある繁華街などでも感
染の可能性が指摘されている。

また、カンボジアについても7日夜、SARSと診断された場
合に治療施設が整っていないとして、4段階の渡航情報より低い、
「感染地域からカンボジアへの渡航を避けることを強く勧める」
とのスポット情報を出した。

(2003/5/8/01:27 読売新聞WEB版)