新型肺炎、中国の天津・内モンゴルに危険情報…外務省

外務省は8日付で、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SA
RS)の感染が拡大している中国の天津市と内モンゴル自治
区について、「渡航の是非を検討し、不要不急の渡航は延期
を」とする危険情報を出した。

天津市での感染者が132人に達し、5人が死亡(中国当局
発表)したことなどを受け、世界保健機関(WHO)が両地
に渡航自粛勧告を出した。外務省が出した勧告は、危険度と
しては上から2番目の「渡航延期勧告」に近い。

(2003/5/9/10:49 読売新聞WEB版)