新型肺炎対策、中国に2医師派遣へ…政府方針

厚生労働省は8日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SA
RS)の感染が拡大している中国に、感染症などを専門とす
る医師2人を派遣する方針を決めた。SARSをめぐる中国
への支援策として医師を派遣するのは初めて。

国立病院の医師から人選を進めている。派遣先は、日本の無
償援助で建設された北京市の「中日友好病院」となる見通し
だ。同病院は現在、SARS感染者の専門収容施設になっている。

(2003/5/9/03:05 読売新聞WEB版)