新型肺炎発見用の体温計測モニター、設置空港を拡大

厚生労働省は9日、新型肺炎(SARS)の疑いのある帰国者
を見分けるために成田空港検疫所で試験的に使っている体温計
測モニターカメラ(サーモグラフィー)を、関西空港のほか、
名古屋、福岡、那覇の空港検疫所にも設置することを決めた。
12日以降、運用を始める。当面、使用する考えだ。

先月23日から使用を始めた成田では、これまでに「体温
37・8度」の帰国者1人を発見、SARSではないと確
認されている。

(2003/5/10/01:02 読売新聞WEB版)