B型肝炎の感染者、新型肺炎も重症化…香港大チーム報告

B型肝炎ウイルスの感染者が新型肺炎(SARS)のウイルス
に感染すると重症になる場合が多いことを、香港大などの研究
チームが突き止めた。

また、人間の免疫がSARSウイルスに過剰に反応して自らの
体を痛めつけることが、重症化の原因であることもわかった。
免疫力を抑える薬の使用などSARS治療、予防法につながる
成果として注目される。9日付の英医学誌「ランセット」(電
子版)で報告された。

(2003/5/10/03:04 読売新聞WEB版)