新型肺炎、北京の新たな感染鈍化

【北京=竹腰雅彦】10日の中国衛生省の発表によると、北京
市の新型肺炎(SARS)の感染者数は、前日比54人増の計
2227人で、新たな感染の鈍化傾向が続いている。

北京では、深刻な感染実態が明らかになった先月20日以降、
平均100人の新たな感染者が報告されたが、9日発表では
48人と減少。10日付の中国各紙によると、胡錦濤総書記は
9日、「北京での新たな感染者は明らかに減少しており、これ
までの措置が効果を見せ始めた」との見方を示した。

(2003/5/10/22:08 読売新聞WEB版)