新型肺炎で救急隊員に新型防護衣を配備…東京消防庁

新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)に備え、東京消
防庁は、布や通気性フィルムの3層構造からなる防護衣250
0着を救急隊員に配備している。国内で患者は出ていないが、
都内でも、帰国者などから要請が相次ぎ、同庁は感染の心配が
あった約30人を病院に搬送している。隊員は防護衣とマスク、
ゴーグルに身を固め、救急車も収容後すぐに車内を密閉して消
毒するなど、細心の注意が払われている。

(2003/5/13/14:54 読売新聞WEB版)