IOC会長、新型肺炎影響懸念も「北京五輪は大丈夫」

【マドリード=結城和香子】国際オリンピック委員会(IOC)
のジャック・ロゲ会長は14日、アジア地域で猛威を振るう新
型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)が、競技大会の中
止などスポーツに多大な影響を及ぼしていることについて、
「IOCとしても注視している」と懸念を表した。

ただし、2008年北京五輪への悪影響について、IOCは
「すでに予定を上回るペースで準備が進んでおり、大きな問
題は生じない」との見方を示している。

(2003/5/15/01:21 読売新聞WEB版)