初診の医療機関絞り込みへ…厚労省が新型肺炎で

厚生労働省は14日、新型肺炎が疑われる患者は、原則として
すべて、感染症対策が講じられている医療機関で初診を受けさ
せる方針を明らかにした。

東京都内で開かれた日本医師会のSARS対策協議会で、同省
の遠藤弘良・結核感染症課長が表明した。現在、感染の不安が
ある人はどこの医療機関でも受診できるが、小規模の開業医や
診療所などから「院内感染の予防態勢に不安がある」との声が
相次いだため、同省は初診を受け付ける医療機関を絞り込むこ
とにした。

(2003/5/15/02:04 読売新聞WEB版)