新型肺炎、6割が政府対策に不安感…電通調査

電通消費者生活センターが実施した新型肺炎(重症急性呼吸器
症候群=SARS)に関する意識調査によると、回答者の62
・3%が「日本政府の対策に不安を感じる」とするなど、国内
でも危機意識が高まっていることがわかった。

調査は5月2日から6日にかけて、インターネットを使って首
都圏在住の300人を対象に実施した。

SARSによる行動の変化に関しては、39%が「海外旅行を
控える」と答え、「情報を積極的に集めるようになった」が2
3%、「手洗い、うがいを徹底」が16・3%だった。「マス
クなどを購入した」も3%いた。

(2003/5/18/18:30 読売新聞WEB版)