新型肺炎で中国残留孤児の永住帰国を延期…厚労省方針

中国でのSARS流行を受け、厚生労働省は来月予定されて
いた中国残留孤児の永住帰国と、同省職員らの訪中調査を延
期する方針を固めた。孤児が高齢化しているため、同省は今
年度から2年間、調査の強化を決めていたが、担当者は「S
ARS流行が終わるまで再開できない」と頭を抱えている。
永住帰国、訪中調査とも再開時期は決まっていない。

(2003/05/23/03:02 読売新聞WEB版)