台湾医師の新型肺炎、厚労相が“安全宣言”

新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)に感染した台
湾人医師(26)が関西、四国地方を観光旅行していた問題
で、坂口厚生労働相は23日午前、「(台湾人医師問題は)
これで決着した。(SARSの潜伏期間が)10日間である
ことを念頭に置けば、夕方にはそう理解していい」と述べ、
事実上の安全宣言を出した。

すでに京都府、香川県、徳島県などの関係自治体が独自に安
全宣言を出しているが、国も安全を宣言したことで、5府県
が舞台となったSARS騒動は終息する見通し。

(2003/5/23/09:47 読売新聞WEB版)