台湾の新型肺炎感染者、50人増え660人に

【台北=若山樹一郎】台湾の衛生署(衛生省)は29日、
新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の感染者が
前日より50人増えて660人になったと発表した。死者
は前日と変わらず81人。同署ではすでに感染のピークは
超えたとしているが、患者数は依然増加しており、予断を
許さない情勢だ。

一方、新型肺炎の感染防止に協力するため、今月26日か
ら台湾を訪れていた日本の医療専門家2人が29日午後、
すべての日程を終えて帰国した。

(2003/5/30/00:26 読売新聞WEB版)