トロントで新型肺炎の可能性例増加、基準切り替えで

【トロント=館林牧子】新型肺炎(重症急性呼吸器症候群
=SARS)が再流行しているカナダ・トロントで、オン
タリオ州保健当局は29日、入院中のSARSの「可能性
例」が前日の12人から29人に増えたと発表した。

カナダ保健当局が「可能性例」の診断基準をカナダ独自の
ものから、世界保健機関(WHO)が定義する国際基準に
切り替えたため。

(2003/05/30/13:55 読売新聞WEB版)