SARSの検査法など議論=WHO専門家会議が開幕−マレーシア

Yahooニュース
2003年6月17日11時7分更新

 【クアラルンプール17日時事】新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の現状や新たな検査方法などを話し合う世界保健機関(WHO)の専門家会議が17日、マレーシア・クアラルンプール郊外のホテルで開幕した。18日まで開かれる会議には、WHOのブルントラント事務局長をはじめ、科学者や各国保健担当者ら約1000人が参加する。(時事通信)

[6月17日11時7分更新]



<WHO>新型肺炎の対策など話し合う専門家会議が始まる

Yahooニュース(毎日新聞)
2003年6月17日11時21分更新

   【クアラルンプール成沢健一】新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SARS)の対策や研究成果について話し合う世界保健機関(WHO)の専門家会議が17日、クアラルンプールで始まった。WHOに未加盟の台湾の専門家を含む約1000人が参加し、国際的な監視体制や治療法確立に向け意見を交わす。  会議は2日間の日程で、初日は中国やベトナム、カナダの衛生当局者らが経過や現状を報告、その後、SARSの感染力や症状、野生動物との関連、香港で集団感染が起きたマンションの環境的要因などについて検討する。2日目は分科会で治療法やワクチン開発の最新情報が報告される。  WHOは、SARSは終息の方向に向かっているとみているが、冬に再流行するとの指摘もあることから、あらゆる感染症に対応できる世界的な専門家のネットワークを確立する必要性を強調している。(毎日新聞)

[6月17日11時21分更新]


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