SARSに感染した台湾人医師が先月中旬、日本を旅行していた問題で、厚生労働省の専門委員会は20日、医師を乗せた後に発熱し、「疑い例」患者とされていたバスの運転手について、最終的に感染を否定した。 運転手は、既にウイルス遺伝子を検出するPCR検査で陰性と判定されていたが、その後、念のため、より精度の高い抗体検査を実施し、改めて陰性の結果が出た。 (2003/6/20/18:55 読売新聞)