新型肺炎「指定感染症」に、自治体の判断で強制入院

読売新聞WEB版
2003/6/20/20:45

  厚生労働省の審議会は20日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)を、感染症法の「指定感染症」とすることを決めた。来月にも政令で指定、強制入院などを自治体の判断で迅速に行えるようになる。1999年の同法施行以来、初めての指定感染症となる。

 SARSは当初、病原体や感染経路が不明なことから「新感染症」とされ、患者を強制入院させるには国への相談が必要だった。

(2003/6/20/20:45 読売新聞)


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