新型肺炎ワクチンの開発、最短でも2年…WHO見通し

読売新聞WEB版
2003/11/6/13:23

世界保健機関(WHO)は5日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)のワクチン開発までに、最短でも2年かかるとの見通しを発表した。北半球の冬が間近に迫り、再流行の懸念も高まっているが、ワクチン開発は今冬には間に合わないことが明確になった。1月にもSARSワクチンの最初の臨床試験が始まる予定。SARSが再流行し、多くの感染者が出れば、ウイルスの研究が進み、2年以内に開発できそうだという。

(2003/11/6/13:23 読売新聞)


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