【マニラ井田純】フィリピン保健省は5日、先月20日に香港から帰国した比人女性(40)が、新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SARS)感染の疑いがあるとして隔離措置を取り、検査中であることを明らかにした。
保健省によると、この女性は24日ごろに発熱、せきなどの症状が出た。同省は、呼吸器系の症状を訴えているこの女性の夫も隔離するとともに、他の接触者についても調査している。(毎日新聞)
[2004年1月5日18時58分更新]
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■ 新型肺炎、フィリピンでも女性に感染の疑い
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読売新聞WEB版
2004/1/5/21:46
【マニラ=中谷和義】フィリピン保健省は5日、先月20日に香港から帰国したフィリピン人女性(42)を、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)に感染した疑いがあるとして隔離したことを明らかにした。
女性は香港で家政婦として働いていた。先月24日、マニラ近郊の自宅で発熱。近くの病院で抗生物質を処方されたが熱が引かず、1日に別の病院にかかったところ、肺炎と診断され集中治療室入り。4日、隔離施設のあるマニラの国立病院に移送された。
(2004/1/5/21:46 読売新聞)
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