新型肺炎感染者、北京で新たに2人確認

読売新聞WEB版
2004/04/29/19:23

 【北京=竹腰雅彦】中国衛生省は29日、北京市で新たに2人の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)感染が確認されたと発表した。

 2人は、北京で最初に感染が確認された女性看護師(20)の母親とおばで、おばは危篤状態という。これにより今回のSARS感染者は4人、感染疑い患者は5人(うち1人は死亡)となった。

 また新華社電によると、世界保健機関(WHO)の専門家は同日、別の感染者が出ている安徽省で感染防止対策などの聞き取り調査を行った。

(2004/04/29/19:23 読売新聞)


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