中国衛生省は30日、新型肺炎SARSの疑いが持たれていた安徽省の女性(53)=19日に死亡=の感染が確認された、と発表した。中国では昨夏以降、SARSによる初めての死者となった。 女性は、先に感染が確認された医科大研究生の女性(26)の母親で、娘の看病中に感染したとみられる。中国で感染が確認されたのは北京で3人、安徽省で2人の計5人となり、感染が疑われる人は4人となった。 (2004/04/30/21:38 朝日新聞)