新型肺炎、ワクチン開発にはあと数年…国際会議で見解

共同通信
2004/05/11/12:01

 ドイツ北部リューベックで開催中の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)に関する国際会議で、出席した科学者たちは10日までに、ワクチン開発には「2年ないし3年を要する」との見通しを相次いで示した。

 DPA通信によると、同国ウイルス学協会のクレンク会長は10日、英国の科学者チームが遺伝子組み換え技術を用いてワクチン開発へ前進しつつあると言及し、「2、3年でワクチンは開発されるだろう」と述べた。(時事)

(2004/05/11/12:01 読売新聞)


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