【北京=佐伯聡士】23日付の中国紙「北京青年報」によると、中国が独自に開発した新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)ワクチンの人体への臨床試験が22日、北京の中日友好病院で始まった。 ワクチンは中国の科学技術省と北京の企業が共同開発し、動物で試験を重ねてきた。募集した21歳から40歳までの志願者36人からまず4人が選ばれ、接種が行われた。 (2004/05/24/10:50 読売新聞)