鳥インフルエンザ、タイで初の感染者死亡

読売新聞WEB版
2004/01/26/12:23

 【バンコク=川辺徹】タイ保健省当局者は26日、鳥インフルエンザ(H5N1型)感染が確認されていたカンチャナブリ県の男児(6)が死亡したことを明らかにした。男児は6日に高熱を訴え、その後、バンコクの病院に入院していた。タイで、鳥インフルエンザの感染者が死亡したのは初めて。

 また、スダラット保健相は、新たに2人の感染が確認されたことも明らかにした。AFP通信によると、2人は中部スパンブリ県の少女(10)と女性(58)。タイでの感染者は、これで死亡した男児を含め計4人となった。

 鳥インフルエンザでの人への感染例では、世界保健機関(WHO)がベトナムで死者6人と感染者1人を確認している。

(2004/1/26/12:23 読売新聞)


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