菅代表、鳥インフルエンザ問題で山口市を訪問

読売新聞WEB版
2004/01/25/21:22

 民主党の菅代表は25日、山口県阿東町で発生した鳥インフルエンザ問題の視察のため山口市を訪れ、山口県養鶏協会の代表者らと意見交換した。

 1時間に及ぶ懇談で、養鶏協会側は、風評被害の早期解決や養鶏業者らに対する国の補償措置を要望した。菅氏は「国家的な見地の危機管理であり、自民党とも協力して農水省に予算措置を強く求めていきたい」と述べ、26日から始まる衆院予算委員会などでこの問題を取り上げることを約束した。

 今回の視察は、菅氏が17日から始めた農村・漁村部を中心とした地方行脚の一環。夏の参院選をにらみ、「都市政党」とのイメージから脱却し、農業政策の充実にも力を入れていることを印象づける狙いがある。

(2004/1/25/21:22 読売新聞)


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