タイで鳥インフルエンザの感染疑い増加 闘鶏用にも影響

朝日新聞WEB版
2004/01/28/23:49

 タイ保健省は28日、中部スパンブリ県で感染が疑われる女性(57)が死亡したと発表した。保健省によると、国内の感染疑い例は計11人で、このうち6人が死亡している。

 また、タイ農業・協同組合省は同日、新たに12県で鳥インフルエンザの鶏への感染を確認。タイでの感染は76県中25県に広がった。

 新たに感染が確認された地域は、首都バンコクや北部ランプーン県など。このうちバンコク東部地区には養鶏農家が多く、食肉用だけでなく、娯楽として人気の高い闘鶏用の鶏にも影響が出ている。

(2004/01/28/23:49 朝日新聞WEB版)


もどる